アパートの防音性は構造で変わる!鉄骨・鉄筋・木造、どれが理想?

 

騒音トラブルは、アパートやマンションで非常によく発生するトラブルのひとつです。隣や上の部屋の音が気になったり、逆に自分の出す音が迷惑ではないか心配になったりしたことのある方も多いでしょう。今回は、アパートの構造による防音性の違いや、自分でできる防音対策をご紹介します。




■騒音トラブルは多くのアパートで発生。原因もさまざま



アパートではさまざまなトラブルが発生しますが、その中でも群を抜いて多いのが騒音トラブルです。国土交通省が5年おきに実施している「マンション総合調査」によれば、調査対象となったマンションの38%において、「生活音」をめぐるトラブルが発生しているという結果が出ました(平成30年度)。原因別で見ると、2位の2倍という数値を付けての1位であり、それだけ騒音に悩む居住者が多いとわかります。


もちろん、騒音の原因もさまざまです。定番ともいえる楽器の演奏音から、ゲームやオーディオ機器の音、運動器具の音、洗濯機の音、子供が走り回る音、さらには夫婦喧嘩がうるさいといったものまであります。建物の築年数や構造、居住者の体格によっては、普通に歩いているだけで音が響く場合もあるでしょう。


問題は、騒音を出している側に自覚があるとは限らない点です。直接苦情を言いに行っても、「こっちはそんな音は出していない」と反論されてしまうことは珍しくありません。騒音の発生場所や原因を特定するのに時間がかかることも多く、解決はなかなか難しいのが実情です。相手と直接やり取りすると話がこじれやすいので、管理組合や管理会社を通じて冷静に対処するのが望ましいでしょう。




■木造、鉄骨、鉄筋、防音性が最も高いのはどれ?



騒音トラブルへの対処法はいくつかありますが、「そもそも音が響きにくいアパートに住む」というのも重要です。どのような構造のアパートなら、騒音が伝わりにくいのでしょうか。アパートの主要な3つの構造と、それぞれの防音性を比較してみましょう。


木造

骨組みを木材で作った一般的なアパートです。通気性がいい反面、壁や床が薄いことが多く、防音性があまり高くないのは否定できません。十分な防音工事を施していない限り、他の部屋の音が聞こえやすいと考えるべきでしょう。


鉄骨

骨組みを鉄骨で作ったアパートです。木造に比べて耐久性が高く、壁や床を厚めに作れるので防音性は高まりますが、それほど大きな違いはありません。重量鉄骨と軽量鉄骨の2種類があり、重量鉄骨の方がより素材が厚く防音性が高いので、どちらなのかを確認してみましょう。


鉄筋コンクリート(RC)

多くの鉄筋で骨組みを作り、コンクリートを流し込んで壁や床を作るアパートです。密度が高く厚い壁が作れるため、木造や鉄骨に比べて防音性は非常に高くなります。断熱性や耐久性に優れているのもメリットです。ただし、気密性が高く結露やカビが発生しやすい他、建設コストがかかるので家賃が割高になりやすいという欠点もあります。




■リフォームできなくても大丈夫! 自分で簡単にできる防音対策



騒音に悩んでいる時は、防音リフォームによって騒音を防ぐという方法もあります。しかし、集合住宅であるアパートはリフォームの制限が多く、管理組合の許可が得られないことも少なくありません。そのような時は、もう少し簡単な方法で防音対策をするのがおすすめです。壁、窓、床、それぞれの防音対策を見ていきましょう。


壁の防音

防音材や吸音材を壁一面に貼り付ければ、隣の部屋からの騒音を軽減できます。ワンタッチで取り付けられる防音材も市販されているので、ぜひ活用しましょう。隣室との間の壁に、タンスやキャビネットを配置して覆っても効果があります。


窓の防音

窓はアパート外部の騒音が入ってくる場所です。防音カーテンを使って、騒音の侵入を防ぎましょう。隙間があるとそこから音が漏れてきてしまうので、サッシも含めてすっぽりと覆うのが理想です。


床の防音

足音や椅子をずらす音、フォークを落とした音などの生活音は、意外なほど階下に響いているものです。これらは振動音のため、空気を伝わる音とはまた別の対策を考える必要があります。防音カーペットや防音マットを敷いて、振動を軽減するといいでしょう。小さなお子様がいるご家庭では、特に配慮してください。



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